紫電一閃
準決勝投稿キャラクター

かるて



注射器
【無想】【寝首】【+硬】【的割】【+硬】

設定
準決勝。
残っている面々は、かるてにとってもとりわけ興味深い素体だった。
人狼はもちろんだが、残りの二人も実力、精神構造ともに突出しているように見える。
皮膚サンプルでも血液サンプルでも十全な状態でラボまで持ち帰ることが出来れば御の字だが、当然理想は拉致だ。
問題は、準決勝に残った4人の中で、かるて自身に最も地力がないことだろうか。
薬の力で底上げした実力であの中に混じるのは、かるてにとってかなり危険な行動である。
それでもかるては、ためらわずその戦いに参加する。
いつだって、やりたいようにやってきた。
海で遭難しようが山で遭難しようが、いつだって必ず、自分の知的好奇心に従い続けてきた。
これまでもこれからも、かるてがかるてであるかぎりそうしていく。
そして今、興味があるのは、この島の住人だ。
だとしたら、少しくらいの危険がなんだというのだろう。
知りたいのなら、己の手で暴こう。奥の奥、裏の裏まですべて。
そのためならば、優しいお姉さんの外面を捨て、勝利を求めることもやぶさかではない。

オーナー
やさか

URL
http://twitter.com/#!/yasaka1117


防刃コンパス



ミニマムコンパス
【無想】【待伏】【寝首】【的割】【+強】

設定
「俺は正気に戻った!」
当然の如く正気に戻ってはいない。

500×500pxとだんだん大きな画像が使えるようになったので
あえてここは50×50pxで投稿。

絵がうまく書けなかったのでごまかしたわけでは無いアル。

オーナー
アスロマ

URL
http://mangetsu.himegimi.jp/


青谷・リュシカ・ダバダ



死中の活
【無想】【待伏】【+速】【玉響】【一閃】

設定
シャルロッティアおよびJuNとの戦いで負った傷(口内炎)が痛む。
まともに食事ができないし、なにより次の戦いに集中できない。

荒治療になるが、焼酎で痛覚を麻痺させるという方法があるらしい。
焼酎を口に含んでゆすぐことでアルコールを傷口に染みこませ、痛みを一時的に消すことができるそうだ。
これはプロボクシング業界で密かに知られていることで、試合で口の中が裂傷だらけになった選手が食事を取る際に編み出した苦肉の策らしい。

どこかで誰かがそんなことを言っていたのを思い出した。
試合までもう少し時間がある。
痛覚の麻痺がどれだけ持つかわからない。
試合開始時にダバダ火振を口に含むとしよう。


ちなみ常人は口に含んだ瞬間の激痛に耐えきれず発狂するので注意が必要だ。
そもそもボクシングうんぬんの下りも適当だからね。Hahaha!

どこかの誰かがそう付け加えていたことを、リュシカは知らない。

オーナー
ミカサ

URL
http://twitter.com/w_ms


人狼



感情
【無想】【待伏】【+硬】【交錯】【的割】

設定
ナナカマドの繰り出した攻撃が人狼の胸に届く。
その刹那、攻撃はまだ当たらぬというのに、人狼の胸がバクリと裂けた。
人狼は悲痛な叫び声を上げ、身体を大きく仰け反らせた。
寸秒に過ぎないが、ナナカマドはその時怯んでしまった。
ナナカマドの身体に鋭い一撃が走る。
人狼の胸の裂け目から数本の刃が飛び出し、ナナカマドを貫いたのだ。
ナナカマドは咄嗟に避けようと身を翻したが、
対応が遅れた為に避け切れず、刃が人狼の身体に引っ込むとその場に崩れ落ちた。
既に抵抗するだけの力を失ったナナカマドを前に、人狼はゆっくりと鋭い牙の生えた口を開けた。
「はい、準々決勝通過!」
咄嗟にムライが大声を張り上げた。
人狼は驚き、慌ててナナカマドの身体から飛び退くと近くの草むらへと逃げ込んだ。

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夢の中、二人目の死体を見下ろしていた。
此の怒りには覚えがあった。
其れはまるで果てしなく昔に聞いた物語のように、遠く懐かしい記憶であった。

自分が今噛み殺した、地面に転げたこの奇妙な服を着た男は、かつて私の親友であった。
自分が他者には無いような力を持っていたように、彼もまた自分には無い力を持っていた。
彼も私も古くから村を支えており、また自分に負けず劣らず彼もまた村を愛していた。
彼は怒りをもってを暴走した私を止めようとしたのだ。
しかし、私は彼を……。

気が付けば男の死体は消えており、
代わりに三人目である少女が人狼を見つめていた。
物憂げな瞳だった。

彼らに罪は無い。
しかし、私は記憶を再現しなくてはならない。
其れが幾度と無く繰り返される悪夢により見失っていた私の役割だった。
己の感情により塗り潰された記憶から、真相を探し出す。
人狼は高らかに一声鳴いた。

オーナー
eika


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